2024-11-30

昨日、長嶋一茂が股関節の痛みに耐えきれずに人工骨頭に置換手術を受けてる番組があってました。

軟骨がすり減って骨同士が擦れあってましたね。

そのために炎症が治まることなく9か月耐えたと言ってました。

あれは痛いわ。よく耐えたものです。

軟骨が無くなって骨の上の神経がむき出しになってるわけですからね。

麻酔なしで虫歯を削ってツンツン突かれてる痛みと同じ。昼夜構わず24時間痛み続けたでしょうね。

軟骨が無くなると関節はスムーズに動きませんからね。常時関節内で引っ掛かった感じがするはず。

過去にもそういう患者が来られて、即座に病院に送ったことが何度もあります。軟骨が無くなったのに整体で治る分けないですからね。整体で虫歯が治せないのと同じ。

炎症が収まれば痛みは止まりますが、歩くたびに擦れるから炎症が治まることはもうありません。虫歯ふさがずにツンツンされ続けて痛みが止まる日はないでしょ?

軟骨が無くなった関節というのはね、検査する時に押さえて回すんですが、軟骨が十分にあればスルスルと何の抵抗もなく動くんですが、軟骨が無くなった関節はね、ガリガリガリガリグジュグジュグジュ!!!!と音と振動が分かりますよ。一発で異常だと分かります。

ゴッドハンドラインのみんながそんな重症患者に出会ったら即刻病院へ行かせてね。我慢してても治りませんからね。

 

 

股関節は、上半身の体重を受け止める場所ですから、歩くたびに負荷がかかります。なので、薄くなってくると一気に削れます。一茂さんもここ最近一ヶ月半で一気に悪化したと言ってましたね。

 

昔スポーツで頑張った選手は老後、股関節や膝の軟骨が無くなる人は多いよ。

一茂さんは引退後も極真空手という最も厳しい稽古をさせられる空手をしてましたからね。それでドンドン軟骨がすり減ったんですね。

 

軟骨は、血管がないので、再生がすごく遅いのです。

それでどうやってすり減っても再生するかというと、関節液や軟骨下骨に栄養があって、軟骨には柔軟性があるから、体重がかかってクッション状態で収縮圧迫を繰り返すときに浸み込んできます。浸透させることで少しずつ再生するわけ。

 

しかしその栄養素が足りないと再生ができないから少しずつすり減ってしまいます。

スポーツ選手に多いけど、40代女性にも多いね。閉経後は一気に減りますね。

女性は股関節には注意です。折れやすいし。寝たきりになりますから。膝も同じね。

 

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