スポーツ栄養アドバイザーのSさんからの紹介で70代の女性が娘さんに連れられて来院。
片足を引きずって歩いて、痛そう。
「どうされましたか?」
「足の甲が痛くて、歩けないんです。仕事中立ってても痛くて。」
「どの辺がですか?」
「この辺です。」
と足の甲の真ん中を指差される。
「触っても痛いんです。」
「ちょっと自分で押してみてください。どのくらいの強さで痛むんですか?」
「もうこれくらい、ちょっと触れたくらいで。」
「病院では何と言われたんですか?」
「レントゲン撮ったら、疲労骨折してると言われました。」
「骨折?これが?どの部分が骨折してましたか?」
「指の関節のこの部分です。」
と中足骨の先端部分を指差された。
「ん?痛むのは足の甲の真ん中ですよね?」
「はい。」
「骨折はそこなのに?それ、痛む場所が全然違うじゃないですか。」
「ですよね?でも、腫れが全然引かないのも痛いのも疲労骨折が原因だと言われて、手術したほうがいいかもと言われて、様子見するとのことです。」
「は?これが骨折?全然違いますよ。すぐ治ります。」
「え?治るんですか???」
と嬉しそう。治しに来たはずなんだが、娘さんもうちのスポーツ栄養アドバイザーの方に紹介されてるから、よくわからずに来院したんだな(笑)。
「両足比べてみてください。こっちの足はかなり腫れてますよね?」
「はい。」
「ふくらはぎ全体が腫れてますよね。」
「はい。」
「これね、腫れじゃなくて、浮腫みなんですよ。」
「腫れじゃなくて浮腫んでるんですか?」
「はい。その痛みね、骨じゃないですよ。浮腫みの痛みですから、浮腫み取ればすぐに治りますよ。」
浮腫みの痛みと言っても、ただの浮腫みでこんなに激しく痛くはならない。
他の原因と相乗効果で激痛がしてるわけ。
「では、今から治し方教えますね。言う通りにしてくださいね。すぐ楽になりますから。」
「え?この痛みが今すぐ治るんですか??」
「はい。」
「え?え?もう何か月も病院行ってるのに?」
「はい。病院と我々は視点が違うので。今すぐ痛みが取れたら骨が原因ではなかったということですね。」
と、私は治し方を教えた。
「これね、体験したらめっちゃ簡単なことです。まず足の甲の痛いとこを左右同じように引っ張ってみてください。」
「ああ!痛いっ!」
「でしょ?じゃ、逆は?」
「痛くない。」
「ね?これが痛みの原因ですよ。一番痛い角度で摘まんで引っ張ってみて。」
「ううう~~~~たたたたたたたたたたっ。」
「はい、10秒!はい立ってみて。」
「あ!あ!あ!痛くない!痛みが減った!」
「お母さんホントにぃ?」
「うん痛みが減ったよ?先生、マジック?」
「理屈が分かればこんなもんですよ。はい、もう一度。」
としばらくやってみて、立つと・・・・。
「あ!もっと減った!なんでなんで?・・・・あ、けど、こうするとここが痛い!」
「そこ引っ張ってないじゃん(笑)。はいじゃ今度はそこを引っ張ってみて。」
「あ!痛みが減った!今度はこっちが痛い。」
「じゃそこも。」
「あ!痛みが減った!へぇ~面白いねぇ~♪ほら、最初押して痛かったのがもう全然痛くないよ。」
「お母さんホントにぃ?」
「これだけでもう大丈夫ですよ。」
「へぇ~、もっと早く先生に出会ってれば。」
「はい、じゃ次は浮腫みを取りますよ。仰向けに寝て足上げて、足の甲から指先で押さえ込んで、しごいて心臓に血液戻してください。」
しばらくやるとみるみる足が細くなってきた。左右差がなくなった。
「かなり浮腫みが取れましたね。じゃ立ってみて。」
「あ!!!痛くない!ほら!歩けるよ!!歩ける歩ける!!!」
「お母さんホントにぃ~?」
「理屈が分かればこんなの簡単ですよ。」
「へぇ~、先生ありがとうございます!」
「あとは、回復栄養をサプリとかで摂取して、良い血液を造ること。仕事中足を動かして血液を動かして浮腫まないようにすること。骨は全然関係なくてよかったですね。ホントに骨だったら、痛みに全く変化は出ませんからね。」
「そうですよねぇ。ありがとうございました!」
と、ひょいひょい歩いて帰られた。最初の痛そうな歩きはどこへやら?(笑)。
足の甲の痛みは、浮腫みと癒着ね。骨なんかまず関係ないからね。
浮腫むと皮膚が張り裂けそうになる。その痛み。
若いときは皮膚は伸縮率が大きいからよく伸びるから浮腫んでも痛みは出ないが、老化すると皮膚は伸びないからするに痛みが出るわけです。皮膚を伸ばすか、水分を減らすかすれが皮膚は縮むから痛みが無くなるわけ。数分で痛みは消えるからね。
やってあげると神の手を呼ばれます(笑)。私は一切触りませんが。神の手と呼ばれたい先生は、やってあげて。あなたにも神の手を!
覚えておいてくださいね~。