超加工食品が体に悪いということを理論付ける研究は世界中で行われてますが、以下はその一つ。美味しさを求めて改良しすぎると自然を損なうのは当然で、病気になるのは当たり前だと思いますが、なぜ人は止められないんですかね？
医学雑誌「JAMA Dermatology」にて、パリ・エスト・クレテイユ大学研究チームは、「超加工食品の摂取は、体内の炎症を引き起こしやすく、乾癬症状の悪化につながる可能性がある。」と発表しました。
超加工食品とは、「複数の食材を工業的に配合して製造された、加工の程度が非常に高い食品（ゼリー、マーガリン、ポテトチップス、ソーセージ、ハム、菓子パン、アルコール飲料、清涼飲料など）」
2021年11月30日～2022年6月6日の間に収集されたNutri-Net-Santeコホートデータを用いて、15歳以上の参加者を対象とし、自己申告による、「乾癬症を発症したことがない。」「非活動性」「活動性」の3つのグループに対して検証が実施されました。参加者1万8528人の年齢中央値は62歳で、74％が女性。
研究の結果、超加工食品の摂取量は、活動性乾癬と関連があり、摂取量が多い人は、少ない人と比べて活動性乾癬のリスクが36％高く、超加工食品の摂取が乾癬活動に影響を与える可能性が示唆されました。
フランスのパリ・エスト・クレテイユ大学のLaetitia Pensoらの研究グループは、「超加工食品の摂取は、体内の炎症を引き起こしやすくし、乾癬（かんせん）症状の悪化につながる可能性がある」という研究結果を発表しました。
乾癬との関係を調べるとは、フランス人も皮膚疾患の人が多いんでしょうかね？
アメリカでは、これらの超加工食品（砂糖、脂肪、塩分が多く、たんぱく質、食物繊維が少ない食事）をなるべく取らない推奨がされている。
アメリカで1995年50－71歳54万人の食事データから、20～30年後の死亡率を関連性を研究したところ、
・超加工食品をよく食べる人は食べない人と比べて糖尿や心臓病で早く死亡する確率が10％高かった。
・超加工食品摂取上位20％は下位20％と比べてうつ病のリスクが49％も高かった。
・記憶力や思考力の低下、脳卒中のリスクが高くなる。
というハーバード大からの報告も多くあります。
医師でさえ、当直の日はコンビニ弁当やカップ麺を買う人がいますからね。
日本の栄養見解は遅れてます。
「がんは、がんのエサを食べてきたから。 脳心筋梗塞は、血管が詰まるものを食べてきたから。 糖尿は、血糖値が上がるものを食べてきたから。」と言われてるのは誰でも聞いたことあるはずなのに、止められないのはなぜでしょうかね？
私に言わせれば、超加工食品は、食べ物ではないです。栄養価は低いし、害のほうがデカい。
ゴッドハンドラインメンバーのみんなは、周りの人に口に入れるものには気を付けるように伝えてくださいね。
あなたがた知識人の義務ですよ～♪。