野菜と腸内細菌が人類を生存競争から生き残らせた!とはよく聞くね。
マイクロバイオーム(マイクロバイオータと表現する人もいる)という細菌バランスの重要性がとても重要だとドンドン分かってきました。
ゴッドハンドラインのみんなは、自分がどんな細菌を持ってるか知ってますか?
善玉菌、悪玉菌、日和見菌。それぞれの菌が出す物質が体に良いか悪いかで健康度や病気が決定するわけ。
免疫力や血液の質や筋力などにダイレクトに影響するから。
自分の菌がどんな分泌物を出す菌で、それをどれくらい体内に持ってるかを検便に出して検査してもらって知っておくことは重要ですよ。
きちんとした分析をしてくれる会社では、菌種の分析だけでも2万円以上はするけど。
さらに、それぞれの分泌物まで検査してもらうとかなりの額がかかるけどね。
これからの人間ドッグでは菌種と菌の分泌物まで調べてもらう時代が来るようです。かかりやすい病気が分かるから。
下記は、プレジデントオンラインの記事を抜粋したものですが読んでみて。
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人類の歴史をたどると、野菜の摂取が種の存続に関わってきたようだ。
野菜にはものすごいパワーがあります。植物は動物と違って、逃げも隠れもできません。有害な紫外線や、土中の病原菌、害獣や害虫から、自分の力で身を守らなければならない。そのために植物は、紫外線による酸化の防止、殺菌や解毒、害虫の駆除などに役立つさまざまな成分を、自ら生み出しています。
私たちは野菜を食べることによって、そうした有益な成分を体内に摂り入れているのです。
また、そうした成分の中には、薬に転用できるものもたくさんあります。私たちが現在、使用している薬剤の7割以上は、植物由来であるか、もしくは植物にヒントを得ているものと言われています。
ネアンデルタール人が登場した時代のヨーロッパは寒冷な気候で、荒れ地が広がっていたため、彼らの食生活は、肉食に偏る傾向が強かったと考えられています。一方、ホモ・サピエンスは雑食性であり、食べるものの3分の2は野菜だったといいます。
ホモ・サピエンスは、植物成分を摂取することによって、免疫力を高めていたと考えられます。
つまり、ホモ・サピエンスの方がネアンデルタール人よりも、疫病等に強かったのではないかと私は考えています。
特定の植物種だけに含まれる固有の化学成分は、一種あたり平均して4.7個であると推定されています。
これに植物種の推定総数である20万をかけ合わせるだけでも、ざっと100万。つまり、植物が作り出す成分の種類は、100万はあるという計算になります。
野菜などに含まれる抗酸化成分は、近年、健康との関連で特に注目されている物質です。
アントシアニンをはじめとするポリフェノール以外にも、カロテノイド、クロロフィル、フィコシアニンなどにもこの抗酸化の働きがあります。
紫外線は、多くの生物に有害な影響を及ぼし、細胞内に活性酸素が発生する原因となります。金属が酸化に伴って錆びるように、われわれの体も、酸化すればダメージを受け、老化が進みます。
こうした紫外線からのダメージは、植物も当然、受けています。日光を避ける術がない植物にとっては、そのダメージへの対抗手段として植物が生み出している防御物質──それこそが抗酸化成分なのです。
そうした成分を、人類も含めた動物は、自ら作り出すことができません。だから、植物を摂取することで補う必要があるのです。
最近、腸内細菌についての研究が進む中で、意外な事実がわかってきました。それは、食したジャガイモの成分を原料として、ヒトの腸内でもビタミンB1が作られているのではないかということです。
ヒトの体内に生息する細菌の90%は腸内に存在し、腸内細菌叢を形成しています。健康維持においては、これが途轍もなく大きな役割を果たしているのです。
これらの腸内細菌は、すべてがいい働きをするわけではなく、その作用の別に応じて、俗にいう「善玉菌」「悪玉菌」そして「日和見菌」に分類されます。
日和見菌は、腸内環境において善玉菌と悪玉菌のどちらが優勢であるかによって、優勢である側に加勢するような働き方をすると言われています。
こうした腸内細菌は無数の酵素を持っており、それが消化の過程で腸を通過するものにさまざまな作用を及ぼします。
その中には、ジャガイモに含まれるある成分に働きかけ、ビタミンB1として機能するように変換してくれるものも含まれているということが、最近になってわかってきたのです。
つまり、ジャガイモを食べれば食べるほど、腸内で作られるビタミンB1も増えていくということです。
腸内環境のバランスは、長期間の食生活に影響される面が強く、人種や住んでいる地域などにも大きく左右されます。標準的な日本人の腸内細菌においては本来、善玉菌であるビフィズス菌の占める割合が大きかったのですが、近年それが減少し、逆にバクテロイデスやクロストリジウムなどの悪玉菌が増加していると聞きます。
では、自分自身の腸内の善玉菌を育てるにはどうすればいいのでしょうか。ここで主役を演じるのもやはり、野菜なのです。
野菜に大量に含まれる食物繊維が、腸内の善玉菌の栄養源になるということが、最近の研究でわかってきたのです。
そもそもわれわれ哺乳類は、食物繊維を自力では分解することができません。
人類は食物繊維自体から栄養を摂ることはできないのですが、植物の繊維を摂取することが、人類の健康維持にとっても重要だということははっきりと言えます。
なぜかといえば、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が、腸内でそれをエサにして増殖し、結果として腸内環境を整えることにつながるからです。
また、食物繊維自体が腸内の有害物質を吸着し、便と一緒に排出されるといった形で、腸内の「掃除屋」の働きも担っていることがわかっています。
だから積極的に食物繊維を摂るようにすれば、それだけ善玉菌の餌となり、腸内環境を本当の意味で整えることができるようになるのです。野菜を食べるべき理由は、そこにもあるということです。
肉類の過剰摂取は腸内環境を荒らすため、「野菜は、肉の倍以上食べましょう」あたりが妥当と考えています。
さらに、野菜については多種類を取り混ぜて食することが好ましいでしょう。
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腸内細菌は植物性が良いわけですね。動物性の細菌は腸を荒らすから。
善玉菌はビタミンB1も作り出してくれると言ってますね。B1は代謝に使われるから、痩せたり肌がきれいになるビタミンだから、善玉菌が多いと良いことが起きますね。
植物が持つ抗酸化物質をファイトケミカルスと言いますが、これを取り込む人とそうでない人の健康度はまるで違うことが分かってます。
呼吸すると余りの酸素がでるから、それを吸着してくれないと酸化して遺伝子が狂うそうです。それを抗酸化物が吸着してくれることがわかっています。
その物質が100万種類もあると言ってるわけね。まだまだこれからの研究に期待ですね。
植物のファイトケミカルスと食物繊維と善玉菌がこれからの健康を左右するのは間違いないようです。
野菜と善玉菌食べましょうね~♪