股関節置換手術

昨日、長嶋一茂が股関節の痛みに耐えきれずに人工骨頭に置換手術を受けてる番組があってました。

軟骨がすり減って骨同士が擦れあってましたね。

そのために炎症が治まることなく9か月耐えたと言ってました。

あれは痛いわ。よく耐えたものです。

軟骨が無くなって骨の上の神経がむき出しになってるわけですからね。

麻酔なしで虫歯を削ってツンツン突かれてる痛みと同じ。昼夜構わず24時間痛み続けたでしょうね。

軟骨が無くなると関節はスムーズに動きませんからね。常時関節内で引っ掛かった感じがするはず。

過去にもそういう患者が来られて、即座に病院に送ったことが何度もあります。軟骨が無くなったのに整体で治る分けないですからね。整体で虫歯が治せないのと同じ。

炎症が収まれば痛みは止まりますが、歩くたびに擦れるから炎症が治まることはもうありません。虫歯ふさがずにツンツンされ続けて痛みが止まる日はないでしょ?

軟骨が無くなった関節というのはね、検査する時に押さえて回すんですが、軟骨が十分にあればスルスルと何の抵抗もなく動くんですが、軟骨が無くなった関節はね、ガリガリガリガリグジュグジュグジュ!!!!と音と振動が分かりますよ。一発で異常だと分かります。

ゴッドハンドラインのみんながそんな重症患者に出会ったら即刻病院へ行かせてね。我慢してても治りませんからね。

 

 

股関節は、上半身の体重を受け止める場所ですから、歩くたびに負荷がかかります。なので、薄くなってくると一気に削れます。一茂さんもここ最近一ヶ月半で一気に悪化したと言ってましたね。

 

昔スポーツで頑張った選手は老後、股関節や膝の軟骨が無くなる人は多いよ。

一茂さんは引退後も極真空手という最も厳しい稽古をさせられる空手をしてましたからね。それでドンドン軟骨がすり減ったんですね。

 

軟骨は、血管がないので、再生がすごく遅いのです。

それでどうやってすり減っても再生するかというと、関節液や軟骨下骨に栄養があって、軟骨には柔軟性があるから、体重がかかってクッション状態で収縮圧迫を繰り返すときに浸み込んできます。浸透させることで少しずつ再生するわけ。

 

しかしその栄養素が足りないと再生ができないから少しずつすり減ってしまいます。

スポーツ選手に多いけど、40代女性にも多いね。閉経後は一気に減りますね。

女性は股関節には注意です。折れやすいし。寝たきりになりますから。膝も同じね。

 

軟骨成分は、たんぱく質や糖分。それをビタミンやミネラルを使って軟骨細胞内でグルコサミンやコンドロイチンを作り出します。

グルコサミンは、アミノ糖の一種で、主に軟骨や関節液に存在します。

軟骨の主要成分であるプロテオグリカンを構成し、関節のクッションや滑りを良くする働きがあります。

関節の軟骨修復サポート、炎症の軽減、関節痛の緩和をします。

 

コンドロイチンは、ムコ多糖類の一種で、主に軟骨や皮膚、血管に存在します。

水分を保持し、軟骨に弾力性と柔軟性を与えます。

軟骨の保護と弾力維持、関節の摩耗防止、炎症抑制や痛みの軽減をします。

 

グルコサミンとコンドロイチンの両者は軟骨成分として連携します。

グルコサミンが軟骨修復を助け、コンドロイチンが軟骨を保護することで、互いの効果を高め合います。

グルコサミンが軟骨を作る材料を提供し、コンドロイチンがその軟骨の弾力を維持するため、関節への衝撃を和らげる働きがあります。

食べ物から十分にこれらを作り出すことは非常に難しいので、良いサプリメントを飲むことが一番関節を守れますよ。

昔激しくスポーツした人や40代以降の女性は良いサプリメントを毎日飲んでください。あなたにも必ず老後は来るからね。

軟骨のすり減り方がかなり遅くなりますから。

 

グルコサミンは、体内でグルコース(ブドウ糖)とグルタミン(アミノ酸)から合成され、コンドロイチンは、主に軟骨細胞で合成され、グルクロン酸やN-アセチルガラクトサミンという糖類を材料に作られますが、加齢や栄養不足、または関節の摩耗が進むと、体内での合成能力が低下します。

サプリで摂ると、

• グルコサミンの吸収率: 約 80〜90%(関節利用率は吸収したうちの約 20〜30%)

• コンドロイチンの吸収率: 約 10〜15%(関節利用率は吸収したうちの約 5〜10%)

利用率がとても低そうですが食事から摂取して合成できるのはもっと少ないので、食事と比較するとサプリを飲むと10倍以上効果的とのこと。

ですから、こまめに摂取することが大事です。

股関節は毎日使うんですから。

 

体内合成の維持には、タンパク質やビタミンC、ビタミンD、ミネラルを摂取することで、合成を助けます。

軟骨はコラーゲンでできてますからタンパク質は重要です。

また抗酸化物質で活性酸素を防ぐことで炎症が出にくくなります。

ヒアルロン酸も関節内の滑りをよくするので必要です。

オメガ3脂肪酸も関節液には重要です。オメガ3は炎症も止めてくれますし。

 

適度な運動で、関節に適度な負荷をかけることで、軟骨細胞の活動を促します。クッションさせて浸み込ませること。

過度なトレーニングをしたら必ずグルコサミン&コンドロイチンは飲んでおいたほうが良いですね。

一般人は、グルコサミン&コンドロイチンをたっぷり飲んで、毎日歩くことで股関節や膝の軟骨は守られますからね。
老後の関節守りましょう!
選手は、軟骨が減ったら競技生命が終わるので、十分と補給してくださいね~♪
軟骨無くなったら痛いぞぉ~~!!!

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