低身長の6年生に頭蓋骨調整。

先程、天神で買い物中、中休みで座ってコーヒー飲んでるときに、声をかけられた。

「あのぁ~、寺川先生ですよね?私昔この子を寝違いで見たもらったことがあるんですけど。」

「あぁ~、覚えてますよ。お久しぶりですね。」

「あの時は一発でこの子の首が良くなってビックリしました。」

「良かったですね。寝違いなんかすぐ治るから。そのあとは、もう寝違いしても大丈夫だろ?ボク。」

「はい!もう覚えました!」と息子ちゃん。

「で、あのぉ、次はこの次男を見ていただきたいんですけど。」

「もちろん構いませんよ。どうしました?」

「この子、もう6年生なんですけど、全然身長が伸びなくて。」

「あ、確かに小さいね。」

「そうなんですよ。まだ135㎝しかなくて。昔、それで病院に連れて行ったら、成長ホルモンの分泌が悪いから、ホルモン剤を投与するしかないと言われたんです。」

「そうなんですね。でも、それで背が伸びるなら薬飲んだほうがいいんじゃない?」

「それが、副作用があるそうで、腎臓が悪くなると言われたので止めたんです。」

「あ、それは怖いですね。腎臓が悪くなると生命にかかわる。」

「そうなんですよね。で、先生に何かアドバイスを頂けないかと思って、お電話しようと思ってた矢先にこんなところでお見掛けしてしまって、お声かけさせていただいたんですけど、今って、予約取れますか?」

「今この場では、予約状況はわかりませんから、電話されてもいいけど、今この場で診ますよ。」

「え?ここで?いいんですか?」

「構いませんよ。別に目立つ場所でもないので。まず、運動は?」

「運動は全然。歩いて学校行くくらいで。」

「まず成長ホルモンはキツイ運動すると増えるから、少しキツ目の運動をさせることですね。」

「運動ですね。 ね!あんた分かった?キツイ運動よ。」

「うん!」と次男ちゃん。

「あと、好き嫌いなく何でも食べてるかな?」

「この子は好き嫌いはないですね。」

「よしよし。」

「あと、ぶら下がり健康法ね。しょっちゅう暇さえあれば、ぶら下がって足をぶらぶらさせると足が伸びて長くなるぞ。」

「ぶら下がりですね。実家にぶら下がり器があったので持ってきます。」

「足に重り付けてぶら下がると効果的。」

「鉄下駄とかですか?それは家にはないなぁ。」

「両足で重い雑誌挟むとか、重いものにヒモ付けて足に括り付けてぶら下がるといい。ママが足首持って、足を軽く下に引き下げてもいい。」

「なるほど。」

「あと、たんぱく質とかカルシウムとかをサプリで飲ませる。」

「カルシウム剤は飲ませてます。」

「剤と名が付く薬は、人工的に作られてる薬物の可能性が高いから、それよりも天然素材で作られたサプリのほうが長期的に飲ませるには体に良いですよ。」

「天然サプリのほうがいいんですね。わかりました。」

「牛骨カルシウムなどは止めたがいいです。動物の骨のカルシウムサプリは、エサが何かわからないので、薬物が骨に含有してしまってかもしれないので。

牡蠣殻カルシウムサプリなども多いですけど、海洋汚染物質が含有されてるかもしれないとのことで、極地方の冷たい海で生育した海藻のカルシウムが海洋汚染されてないとかで、体に心配がないと言われてます。」

「海藻カルシウムサプリですね。はい!」

「あとは、10時間は寝ること。寝る子は育つってのは成長ホルモンが分泌して骨に作用する時間が十分にあるから。寝ないと背は伸びないよ。」

「僕、10時間は寝てます!」

「寝すぎるくらい寝てます、この子。もうちょい勉強すればいいのに。」

「よしよし。いいぞ。 そして、小学生なんかには滅多にいないんだけど、頭蓋骨の動きが悪いとホルモン分泌が悪くなる。」

「ず、頭蓋骨ですか?」

「そう。ヒトの脳は呼吸とともに頭蓋骨が動くことで脳脊髄液というのが還流するようになっててね、この動きが悪いと脳下垂体からホルモン分泌が悪くなる。ちょっと見てあげようか。手を洗ってきます。」

「えぇ~、こんなとこですみません!!」

「すぐ分かるから大丈夫よ。」

と私は手を洗ってきた。

「はい、口を開けて~。」

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