昔、顕微鏡は、マイクロスコープと言ってました。
ミクロンサイズのものが見えたからですね。ミクロ=マイクロ。
でも、今は、ナノサイズのものまで見えるようになりましたから、ナノスコープと呼ばれます。
この性能が凄まじく、かなり正確に見て取れるようになりました。
私が昔、学んだ約40年前は、「脳細胞はおおよそ10億個程度だと推測される。」と言われてましたが、ナノスコープのおかげでかなり確実にカウントできるようになったそうです。
その結果、「およそ860億個程度だと確認できた。」そうです。
きっとそれくらいでしょうね。
私は昔ボクシングをしていて、専門誌に、「パンチ一発受けると脳細胞は10万個も崩れるから、絶対にパンチを貰わないように訓練すること。」と書かれてて、脳細胞は10億しかないのに、一発で10万個も?1万発パンチ貰ったら脳みそ全滅じゃん!とジムメイトとビビった記憶があります。
一発で10万個も崩れることはないでしょうが、そういって恐怖させとかないと、本当にパンチドランカーが増えてしまいますからね。ボクシングして強い選手に打たれた後は頭痛がナカナカ収まらなかったりするので、マジ危険。10万個崩れるのは本当のだと思ってました。
脳細胞はシナプスという手足が枝葉のように生えてます。それが別の神経細胞にくっ付いて電気信号を送り、思考できます。
なんとこの手足が細胞一個から1万本も生えてるそうで、神経細胞一個にも他から1万のシナプスがくっ付いてることがナノスコープで確認できたそうです。
1万の情報入力して1万の情報出力する時間が1000分の1秒だそうです。
1個の細胞に1000分の1秒ごとに1万の情報が入ってきて、1000分の1秒で1万の発信する。それが860億個も一緒に動いてるですから脳ってすごいですね。
ナノスコープで見ると、信号を発信するたびにピカピカと発光するそうです。電気ですからね。脳はずっと光り輝いてるんですね。
この電気信号の発電量と流れの速さとシナプスの数の多さが思考の速度を左右します。
頭が悪いと言われる人は、これらが少ないそうです。
発電量が少ないとそもそも電気信号が流れないから思考力低下するし、流れが遅いと思考に時間がかかるし、シナプスの数が少ないと色々な面から思考する力が低下します。
発電量はミトコンドリアの数、電気信号の流れの速さはカルシウムの量や油の質、シナプスの数はたんぱく質の量と言われるように、脳を正しく維持するには、色々な栄養が欠かせませんね。
学力が高い子の親はこれをよくご存じで、頭が良くなるものをバランスよく毎日食べさせる親が多いそうです。
栄養と学力は確実に比例しますからね。
毎日毎日860億個の脳細胞全部に正しく栄養補給をし続けて行かないといけないと言うことですね。