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後縦靭帯骨化症を弟子が治した?

背骨のすぐ後ろ脊髄の前に後縦靭帯と言うのがあります。これが骨化するのが後縦靭帯骨化症。腰が痛み、足が痺れたりする難病です。

東京の麻布十番の弟子がその患者の相談をしてきて、アドバイス通りに施術すると見事に痛みが取れて喜ばれたと連絡が来ました。

私は、遠方の弟子たちには、こうして個人ラインでアドバイスしています。これから後継者育成会員になる方にも同じようにアドバイスして経験を積んでもらう予定ですので、楽しみにしててくださいね。

以下のラインが来ました。

「先生、59歳女性が来院されるんですが。

膝、6月に一回痛くなって秋頃だいぶよくなったのだけれど、12月10日にキッチンに立っていたら痛み出して腫れ出しました、そこから、日々多少は違うけれど痛みが続いています。

2月に腰の検査入院。 膝は大したことないという扱いで、ブロック注射を試した時には楽になりました。 でも、すぐに戻ってしまい、そこにはあまり触れられていません。 今は、上外側が腫れていて、水が溜まってる気がする。

腰は靭帯骨化症という難病指定で、来月手術だそうです。

膝を診てほしい、ってことですが、手術はした方がいいんですかね?背中側から、腰は押さない方がいいですか?」

画像を見ると、後縦靭帯骨化症はあるでしょうが、神経障害を起こすまでかなりの期間が必要です。59歳でそこまで悪くなるとは思えません。

以下が、私の回答。

「後縦靭帯骨化症やな。すべり症もあるな。骨も随分弱ってるな。
腸も下がって硬くなってるだろう。腸揉みで楽になると思うぞ。

 膝は皮膚剥がして、裏側が硬くゴリゴリになってるだろうから、ふくらはぎの筋肉が硬いわけだから、膝の中に向けて伸縮補助するといいだろう。

 サプリでたっぷりと栄養摂らせて、スクワットやヨガストレッチして足の筋肉をトレーニングせんと治らんな。」

画像の白いのはカルシウムが溜まって固くなってしまった部分。薄暗いのはカルシウムが減って弱った部分。第5腰椎はすべり症でズレて見えますね。これは鈍痛がするタイプ。

常時腰が重痛いでしょう。けど膝は別問題のハズ。

画像判断されてるから、膝が痛いと言っても無視され、腰のせいにされて手術と断定されるのは少し気の毒です。

私ならどうするか?を上記のように返信しておきました。

以下が、施術後の返信。

「先生が言ったとおりでした‼️先生すごい‼️

顔色もめっちゃよくなって、膝は全然痛くないってところまでになりました。

腰は、内臓を持ち上げて歩くと痛くないと言ってました!

手術まで1ヶ月半あるので、それまで出来ることをやって、もし必要ないね、って自分で思えるところまで変化できたらやめよう、という話になりました。」

とのこと。

やっぱりね。

膝の痛みは、後縦靭帯骨化症とは別の理由でしたね。腰の痛みも。

本当に後縦靭帯が原因なら、お腹揉んだだけでは痛みに変化はないからね。

膝もふくらはぎの筋肉が硬くなると痛むから、膝裏が硬くゴリゴリになってることが原因。これらは栄養不足だから、食事では摂れてないってことだから、何とかして栄養補給して回復力を上げないと治るはずがないね。

弟子も後縦靭帯骨化症と言う難病だと聞いて、ビビったんでしょうが、目の前で治って、感動したみたい(笑)。

本当にそうなら全く変化はないから手術なさってくださいと言えばいいだけ。けど、患者さんに自分で治す方法を教えて楽になったらそれは自分で治せる痛みだと言うこと。

我々の仕事はこれを伝授していくことです。後継者育成に応募したい方の参考までに。

その方も、本物の後縦靭帯骨化症でなくて良かったです。しかし、そのままほったらかせば本物になるから、今後、教わったことを頑張ってほしいですね。もう再発はしませんから。

しかし。膝が痛いと言ってるのに無視されるのはね~(笑)。

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