今、ビタミンDの働きが注目されています。ガン死亡率が12%も減り、年間1000万円以上もかかる超高額な薬を凌ぐ効果があるという報告がありました。ビタミンD摂取にはサプリが一番確実だと医学界で言われ始めました。日焼けが気にならずにビタミンDを作り出す方法を一番下に書いておきましたので読んでください。
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「ビタミンD」は、2023年に「日本人の98%は足りていない」という調査結果が発表された。
ビタミンDには、骨を丈夫にするだけではない、超高額な処方薬をも凌駕するすごい効能がある。
ビタミンD必要量は8〜9割は日光(紫外線)にあたることによって皮膚の下で合成されるが、十分な量を食品から補うのは困難だ。
最も効率よく摂取できると言われる干し椎茸でも、最低限必要とされる目安量(9μg/1日)を摂るには、毎日2分の1袋(50g程度)を食べなくてはならない。
鮭の切り身なら1枚で足りるが、いずれにせよ、あまりにも選択肢が少なく、長続きするとは思えない。
シイタケや鮭を食べても追いつかない
1日に必要なビタミンDは、夏季(7月の12時)なら、顔と手の甲を5分〜8分程度日に当てれば合成できるが、肌を一切日光に当てない女性は間違いなくビタミンD不足になっている。
ホルモンは体内の臓器で作られ、血流によって目的の部位まで運ばれるため、ビタミンDはホルモンの一種みたいなもので、本当なら体内で作り出すことが一番重要なのである。
「ビタミンDを摂り過ぎると高カルシウム血症になる」と指摘する医師がいるが、それは『活性型ビタミンD』の話。
脂溶性ビタミンは過剰に摂取すると排出されずに蓄積され、過剰症を引き起こす可能性があるが、ビタミンDのサプリメント(活性型の前駆体=25ヒドロキシビタミンD)なら、2000IU(50㎍)を連日摂取しても高カルシウム血症にはならなかったというエビデンス(科学的根拠)もあり、日本で浦島氏らが行った試験でも、米国ハーバード大学が行った試験でも、サプリなら高カルシウム血症は起きなかったというので安全で確実な摂取法と言えるのである。
「真夏にビーチで日光浴すれば血中のビタミンD(25ヒドロキシビタミンD)レベルは上がります。でも、高カルシウム血症になったりはしません。
副甲状腺ホルモンによって厳密にコントロールされているので、カルシウムの値も正常範囲に保たれるのです」
年間120万人の生命を救う がんの死亡率を減らす効果
近年、ビタミンDサプリには、骨を強くする以外にも「免疫力を高める」「心筋梗塞、糖尿病、妊娠高血圧症候群等を予防する」など、画期的な効果があることが次々と報告されているが、今最も注目したいのは、「がんで亡くなる人を減らす」効果だ。
浦島氏も参加した国際共同研究によって、「毎日ビタミンDのサプリを摂取していると、がんの種類に関係なくすべてのがんの死亡率を12%減じ得る」ことが証明されたのである。
数あるがん抑制遺伝子の中でも、一番壊れやすいのが「P53がん抑制遺伝子」で、P53が壊れているタイプのがんは死亡率が高い。
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