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減量期における負の状態とは

スポーツ栄養アドバイザー教科書 第1章 たんぱく質の項で質問があったので追記しておきました。

スポーツ栄養アドバイザーは、目を通しておいてください。第1章プロテイン

 「Pasiakosらは、軍人を対象として21日間にわたって-40%に相当する負の状態にさせた結果、タンパク量が0.8g/kg体重/日と比較して、1.6gと2.4g/kg体重/日のときは除脂肪量の減少率が低かったと報告しています。」

の行の下に→(※負の状態=消費量が摂取量を上回った減量状態のこと)。を追記しました。

 

減量に入ると栄養は足りなくなるので、「負の状態」と言うんです。

運動カロリーが食事のカロリーを上回る状態ね。

要するに、腹減っても我慢して練習してる状態ね。

腹いっぱい食える状態が「正の状態」です。

 

除脂肪量とは、脂肪を除いた体重のこと。

タンパク質を多めに摂取すると、脂肪は減るけど、筋肉の減少が少なかったということね。

減量すると、脂肪も減るけど、筋肉も落ちるわけです。

体重競技は、何としても体重だけは落とさなくてはいけない。試合に出れないから。

そこで、体重だけは何としても落とす!と食わないで我慢するというバカな減量をすると、筋肉まで落ちてしまって、力が出せずにヘロヘロになって試合に出ることになるので負けてしまうわけです。

スポーツ栄養アドバイザーは、そんな減量法を防ぐために存在しますからね。

選手には、糖質含有が少ないプロテインなど多めに摂らせて筋肉を落とさない減量をさせてください。

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