現在、スポーツ栄養アドバイザーの教科書作りをしてますが、まぁこれが大変ですわ。なので投稿が減ってしまってスミマセン。
16冊の医学書と栄養学書を14歳が理解できるように書き直してます。
来週からライセンス取得申し込みサイトが完成すると思うので、しばしお待ちを。
3割以上引きの関係者縁故募集を5月30日まで行って、6月からは正規料金になるので、資格取りたい方は5月中にですよ！
栄養大学でも習えない情報を書いてますので、安い安い言われますが、私が頑張りますので！
栄養知識は健康に直結するし、選手たちは競技成績を左右するのでとても大切な知識ですからね。
その中の内容をちょっと抜粋して教えましょうかね。
現在病は、腸から始まるものが多いということは、もうみんな分かってますね？
腸が悪いと病気になるわけ。腸以外の病気にもなるわけです。
腸内環境と口内環境で、バイ菌が体内に侵入するということは以前からお伝えしてますね。
歯周病菌が歯周ポケットから血中に入ってくると、バイ菌が全身に血流でバラまかれていくということでしたね。
腸も同じ。腸は外から入ってきた栄養を内側に吸収する部分ですが、腸壁に棲みついてる腸内細菌叢は外側なので、バイ菌は外側に棲んでるということです。内側にはナカナカ侵入できないからです。
腸壁には粘膜というバリア層があって、それが異物の侵入をし難くしてくれてます。
ところが！食べたものに腸内細菌のエサがないと、この粘膜をエサにして食べてしまうわけ。すると、バリア層である粘膜が薄くなり、バイ菌が血中に侵入しやすくなってしまうんですね。
これが最近よく聞く、「リーキーガット症候群」。
リーキー=リークだから漏れる。
ガットは腸。
腸漏れ症候群ね。
これ、従来は、腸の材料を食べてないから、腸の栄養吸収孔が広がってしまって異物が侵入しやすくなるからで、腸のタンパク不足が原因と思われてましたが、大妻女子大学の青江教授によると最近の研究では、なんと、「食物繊維が少ないから腸内細菌が粘膜を食べてしまうから、粘膜が薄くなるから侵入しやすくなっていた。」ということが分かったそうです。
粘膜を食べるのは悪玉菌だけでなく善玉菌も食べるそうです。
そりゃそうだ。エサが無ければ何でも食べるわな。
そこに肉や牛乳や卵を食べて動物性たんぱくや砂糖や小麦が入ると悪玉菌のエサですから悪玉菌が毒素を分泌して、この毒素はいとも簡単に血中に入ってしまい、肝臓と腎臓にダメージを与えます。
だから、ホエイプロテインは腎臓病になる！と言われてるわけです。
リーキーガットになると、バイ菌が血中侵入するだけでなく、未消化たんぱくも入るので、炎症やアレルギーや感染症が起こるということもわかってきたそうです。
これは怖い！こうして細胞が弱って癌になっていくんですよね。
善玉菌のエサは食物繊維なので、いっぱい食べておかなくてはいけないということです。
腸が強い人は、食物繊維が多い人ということにあります。
砂糖と小麦、酒や動物性たんぱくや油ものが多い人は要注意ですね。
スポーツマンや酒飲む人なんか特に食物繊維が少ないので、腸がだんだん弱ってくるもんね。
悪いものを食べるなら良いものも倍以上食べて中和する食習慣を付けないといけないということですね。
食物繊維は厳密に言えば20ｇ以上、食べ方で言えば肉の2倍の重さの野菜です。肉200ｇ食べたら400ｇ以上の野菜。
肉毎日1㎏以上食べるボディビルダーなら2㎏の野菜を食べないとリーキーガットです。無理だからボディビルダーとかプロレスラーとかお相撲さんは短命でしょ？引退後しばらくしたら病気で命を落としてます。
リーキーガット、ほんとヤバいんです。
精神状態まで狂ってくるので、感情的になりすぎる人や発達障害の人は腸が悪いとはよく聞くようになりましたから、ほぼ事実でしょうね。
食物繊維が、我々を守ってくれます。
毎日毎日口に何か入れる度に食物繊維も一緒に入れるという癖をつけてくださいね～♪