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水溶性食物繊維が腸内環境を正す!

腸内細菌は、病気や性格やスポーツの成績など、人体のかなりの部分に影響を及ぼすことが最近どんどん分かってきてます。そんな記事がたくさん出てたので抜粋しときますので読んでみて。

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京都大学大学院教育学研究科などの研究では、3~4才の日本人幼児284人の気質と腸内細菌叢の関連を調査した結果、恐れや悲しみ、怒りといった不快情動の表出や制御に、その幼児の腸内細菌の多様性や構成の違いが関連していることが報告された。

母親の腸内細菌の多様性が高いほど、2才時点での性格が陽気になりやすいという結果が出た。

妊娠中の母体の腸内細菌が子供に伝播し、子供の脳の発達と行動に影響を与える。

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ママの腸内細菌が多様性が高いと、子供は陽気になるんですね。

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慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授の福田真嗣さんが話す。

青学の選手の腸内には『バクテロイデス・ユニフォルミス』という特徴的な腸内細菌が多く、しかも、3000m走のレースタイムが速い人ほどその菌が多い。

その菌をマウスに10週間飲ませたところ、持久力が約2倍になり、さらにその菌を増やすオリゴ糖を一般の人に2か月間摂取してもらったところ、エアロバイクで10kmの走行タイムが10%短縮。つまり腸内細菌は持久力にまで影響を有しているということ。ほかにもマウスの研究から、腸内細菌が食べ物の好みにも影響を与えることもわかっている。

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細菌で持久力も変わるんですね。2倍になるのはスゴイ!スポーツ選手は、肉ばかり食うので、スタミナが無くなりやすいのはこのせいでしょうね。肉は腸内で悪玉菌が増えるから毒素が出て炎症が増え、細胞が酸化しやすくなるから故障しやすいし、ケガすると治りにくくなるともいわれてますね。

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早稲田大学理工学術院准教授の細川正人さん。

近年は自閉症や認知症、パーキンソン病やアルツハイマー病といった脳の機能と関連する病気を、腸内細菌が引き起こす可能性が指摘されている。

がんの免疫療法に用いられる薬が効くかどうか、副作用が起こるかどうかに、特定の腸内細菌の存在がかかわることが、最新の研究で明らかになった。

腸内細菌学者の辨野義己さんが言う。

腸内細菌をいかにコントロールできるかが、生活習慣病やがん、脳の病気などを未然に防いで健康寿命を延ばすことに関与する。また、認知症などの脳疾患を予防するうえでも、腸内環境を整えることは重要なポイントになる。

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脳機能の低下も腸内細菌。がんに効くかどうか副作用があるか?も腸内細菌次第。善玉菌を増やすことが健康に大きく作用するということね。

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ケンブリッジ大学獣医学部の研究者アレクサンドル・アルメイダ博士

腸内細菌叢が有害な細菌の増殖を抑える上で重要な役割を果たしており、この作用は食事によって調節できる可能性がある。

野菜、豆類、全粒穀物などの食物繊維を摂取することで、腸内細菌が短鎖脂肪酸を生成するための原料を供給することができます。短鎖脂肪酸は、病原性細菌から私たちを守る物質。

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善玉菌を増やせば悪玉菌は増えにくい!短鎖脂肪酸がバイキンから守ってくれる!

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京都府立医科大学教授 腸内微生物学専門 内藤裕二先生。

100歳以上の百寿者の割合が全国平均の約3倍という京丹後市の高齢者は80%の人が週3回以上いも類を食べており、66%の人が海藻類を食べているそう。

全粒穀物、菜、豆類を日常的に食べると酪酸菌を増やします。

 酪酸は、肥満を予防したり、免疫機能を整える効果のある短鎖脂肪酸のひとつで、酪酸が多いと“すっきり快便”が実現します。

短鎖脂肪酸が豊富にあると腸内が弱酸性に保たれるので、有害な菌が増えにくくなり、善玉菌の発育を促進し、ぜん動運動を促すので、便秘や下痢などの不調が改善。さらに過敏性腸症候群や潰瘍性大腸炎といった、治療が難しい腸の病気の改善にも役立つことがわかっています。

短鎖脂肪酸は血流にのって全身に運ばれ、インスリンの分泌を調整したり、動脈硬化や高血圧を予防改善したり、炎症を抑える物質を作ったりします。

 免疫力を調整する〈制御性T細胞〉も短鎖脂肪酸によって活性化。免疫反応が過剰になって起こるアトピー性皮膚炎やぜんそくの改善にも役立ちます。

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短鎖脂肪酸が増えるものを食べる人は健康長寿に!

有害菌が増えにくく、下痢便秘が改善、過敏性腸症候群や潰瘍性大腸炎も改善、インスリン調整もするから糖尿の気がある人にもいいし、動脈硬化にもいい、アトピーや喘息にも良い!

短鎖脂肪酸はどうすれば増やせるか?

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京都府立医科大学教授 腸内微生物学 内藤裕二先生。

おすすめしたいのが、植物由来の水溶性食物繊維である〈グアー豆食物繊維〉です。

グアー豆からとれる食物繊維の発酵性は、水溶性食物繊維の中でもトップクラス。短鎖脂肪酸の産生を促進しやすいのが大きな特長です。

また発酵が急激に起こると、腸内にガスがたまり、おなかが痛くなったり下痢をしたりすることがありますが、グアー豆食物繊維は発酵がゆっくり進むのも優れた点。ですから腸が過敏な人にもおすすめです

日本消化管学会から2023年に出された〈診療ガイドライン〉でも、慢性便秘症の人の排便回数を有意に増加させる食物繊維として、グアー豆食物繊維が紹介されています。

その他にも腸管のバリア機能を高めるなど、数多くの作用が研究によって確かめられています。インフルエンザの発症や筋萎縮を抑える作用も確認されているので、免疫力の低下や筋肉量の減少が気になる高齢者の方にもぜひとっていただきたいですね。

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インフルエンザや筋力低下も予防してくれる短鎖脂肪酸!

グアー豆の食物繊維が発酵を促進してくれるんですね?

発酵というのは善玉菌が増えること。

逆は腐敗。悪玉菌が増えること。

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京都府立医科大学教授 腸内微生物学専門 内藤裕二先生。

『近年栄養学の新常識として「発酵」が重要視されている』といいます。

従来、食事で摂取した栄養素は「消化」「吸収」「排泄」の工程を経ると定義されてきました。

しかし最近になって、消化と吸収の間に、体内での「発酵」の工程があることがわかってきました。この発酵によって作り出される代謝物が、健康寿命の延伸につながると考えられています。

特に注目なのが、「短鎖脂肪酸」という代謝物です。食物繊維の一種である「発酵性食物繊維」を摂取することで産生され、腸内環境を整える作用があります。

これにより大腸がんリスクが抑えられたり、腸管免疫が向上し、全身の免疫力向上につながったりと、さまざまな健康効果が期待できます。

特に発酵性が高いのは「高発酵性食物繊維」で、グアー豆食物繊維やイヌリン、水溶性ペクチンなどがこれに該当します。

なかでも、グアー豆からとれる「グアー豆食物繊維」は便秘と、やや柔らかめの便の両方を改善する効果などが認められています。

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水溶性食物繊維を多種類、特にグアー豆の食物繊維は増やして摂りましょう!

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