ゴッドハンドLINE

カナダ人とニセコスキーで4回治療アドバイスしました。

今週は北海道ニセコでスキーをしてきました。

カナダの友達のCal君が家族と友人たち15人と来るというので。

私も10年ぶりくらいのスキーでしたが、天候に恵まれ最高の雪質でしたから、十分滑れました。

スキー場で雲海なんて初めて! 雲海の上に羊蹄山が頭を出してて幻想的。

 

 

Calが私を皆さんに、「寺川は、日本の有名金メダリストや芸能人を顧客に持つ日本では有名なカイロプラクターなんだ!YOUTUBERでもあるから、見て。」と紹介してたみたい。

すると、私はここが痛い、わたしはここが!と言ってきます。これは万国共通のようですね(笑)。

しかし、その中にはカイロプラクティックドクターで、「私には、弟子が何十人もいる教育者でもあります。私はヒーラーとしての素質に恵まれています!」といって自己PRがすごいカイロの大先生もいたんですが、彼らの痛みは治せてなかったみたい(笑)。

で、リフトの上で指が痛いなんて言ってきたりするもんだから、「じゃ、ランチの時に治しますよ。」

 

 

「はい、指が痛いって、どこですか?」

「転んで手をついたときに、親指を突指して以来、親指の付け根が痛くて、もう十何年も痛みが取れないの。」

「ああ、それ?それは関節が原因じゃないよ。ここが痛むはずだから、こうやってみて。」と私は自分の手でやって見せながら、やらせてみました。

「???? 何も変わらないけど?」

「いやいやそれじゃ浅いのよ。こう深くするの。」

「OH!!OUCHI!!!!!え~~~痛いよ?」

「辛抱してやってみて。・・・・・・・さて、どうかな?」

「Oh? Oh?? 痛くない!!あれ?あれれ?どこだったかな?あれ?痛くない!すごい!MAGIC!!Waoooooo!!」

「それすぐ再発するからね、自分で再発するたびに今のをやってればいつの間にか治るよ。」

「OH!サンキューソーマッチ!!なんで?十何年もずっと痛かったのに、なんでこんなに簡単に治ってしまうの?」

「正しい原因と正しい治し方を知る人と出会うこと。それを教えてくれる人と今まで出会わなかっただけね。今知ったからもう大丈夫ですよ。」

 

 

 

下山後、メッセージが。

「さっきはありがとう。ランチ中にすぐに治るなんて驚きだわ。私と同室の人が、腰痛でさっきホテルのマッサージに行ったんだけど、全然治らずに帰ってきて、まだ痛がってるの。何とかなるかしら?」

カイロの大先生が一緒に来てるのにな・・・・と思いつつも部屋へ。

「どうしたの?」

「僕はもともと腰が悪くてね。もう何年もフィジオやカイロに通院してるんだけど、今日のスキーでまたさらに悪化しちゃってね。もう明日はスキーはできないと思う。」

「ちょっと、お辞儀してみて。」

「コウ??イテテテテ。」

「ありゃりゃ、たったそれだけで痛むのかい?」

「ウン。ココ イタイ。」

「OK。その痛み方は日本人と同じだよ。すぐ治るよ。」

「スグ?グフフフフフフフフ。」

初対面の君にそんなことは期待してないさ。だってカナダで何十年もカイロなんかに通ってるのに治ってないんだぜ?という表情の笑いのように見えます(笑)。

 

 

「じゃ、仰向けに寝てみて。足の力見るからね。私があなたの足を押し下げるから、力入れて踏ん張ってみて。」

「Oh!No!」

全然チカラが出ません。

「はい、じゃ、ここに力が入るツボがあるから、ここに触れてみて。」

「Wao!!!!チカラ入る!ナニコレ?アメージング!!マジック!スゴイ!!」

「でしょ?これで力出るならすぐに治るからね。じゃ、自分でここを揉んでみて。・・・・・・・・・・はい、もう一度足の力見るよ。」

「Wao!!!!!ナニコレ!!チカラデル!」

「はい、立ってお辞儀してみて。」

「Wa~~~~oooooooooooooo!イタクナ~~~イ!!!スゴォイ!much better!! No pain!!」

同室の彼女さんも、ビックリ目をぱちくり。

「なんで?彼は何年も毎日腰が痛い痛い言ってたのよ?何年もカイロやフィジオに通院してたのよ?それがたったこんな短時間でなんでこんなに痛みが取れたと言ってるわけ?今が、ここ数年の中で一番痛みを感じないと言ってるわ!!訳が分かんない!!」

「ディス イズ ジャパニーズセイタ~イ!!」

こんなの私にしてみれば造作もないことです。

 

 

友達のCalも、「私、腰から脇腹にかけてが痛いから、たぶん明日のスキーは無理。具合が悪くてさっき吐いたから、今夜はみんなと食事もできないから、みんなで楽しんでくれ。」などと言うじゃないですか。

「なに?早く言いなさいよ。君とスキーする為に博多から来たんだから。すぐ治す! ・・・・・あれ?なんだこれ、腰の骨や筋肉がどうかしたんじゃなくって、内臓疲労の栄養不足で回復力低下だわ。旅行中で食べ過ぎ疲労だな。時差ボケもあるだろうし。プロテインやビタミンサプリ持ってきてるかい?」

「うん。プロテインバーは持ってきてて、食べてるよ。」

「う~~ん。あまり効果出てないな。てか、胃腸が疲れてるから、消化液が出てしまうプロテインバーは食べないほうがいいな。じゃ仕方ない、俺のを分けてあげるね。はい、これ飲んで。」と私の植物性プロテインアミノ酸スコア100とマルチビタミンを分けてあげました。

で、翌朝、「ダイジョブ!スキーOKね!レッツエンジョイ!」と笑ってました。

消化液分泌は回復の敵ですからね。栄養は入れるけど、消化はさせないことが回復のカギです。

 

 

 

翌朝、朝食時、前夜の腰痛男性がやってきて、「昨日はありがとう!それがさ、腰痛が今朝はもうなんともないんだよ。久々な感じだ。本当にありがとう!今日は目いっぱいスキーが楽しめそうだよ!」とニッコニコして言いに来ました。

「昨日教えたことをやればもう腰痛は出ないからね。カナダに帰っても続けてね。」

「ワカリマシタ~~!」

 

 

その日のスキー後、私は札幌に戻りましたが、彼らはまだ数日はニセコでスキー。

すると、夕方、札幌のホテルに到着するとすぐにまたメッセージが来て、女性が、「スキーで転倒して、膝を捻って歩けなくなったの。何とかなるかしら?」

「はいはい、どんな感じで?・・・・・フムフム。それは骨は大丈夫そうですね。では、こうやってみてください。」

 

私は、英語ができませんから、スマホ翻訳ですべて会話してます。

すごいのが、スマホ翻訳の精度!すごいレベルになってますね。細かい日本語も正確に英語にするみたい。

 

「やってみてるけど、全然変わらないわ。まだ痛くて歩けない。腫れあがってるの。」

「では、これを。」

と、色々と指示しました。

「これで治らなければ病院へ! もしかすると靭帯が切れたかも。実際に見てなくて、メールでのやり取りだから分からないけどね。 でも、その感じではたぶん切れてないはず。」

私は表現を聞くだけで大体どこがどう損傷してるか分かります。

「OK。今夜までずっと続けてみるわ。明日はきっとダメね。きっと何もできないわ。病院行くわ。」

 

 

で、翌朝、「すごいわ!今朝はもう歩けてるの!!昨日はあんなに痛かったのに!!」と感動してありました。

このスキーの膝ネンザの治し方は、スポーツ傷害アドバイザーの諸君には分かりますよね?

 

 

 

しかし、カイロの大先生も一緒に来てたのにな~。

うちのテクニックにはカナダ人もビックリ!(笑)。

アメリカカナダでも通用しますね。

誰か、北米にもうちの技術を広めてくれるといいんですけどね。

後継者募集中ですよ~♪

コメント