ゴッドハンドラインのみんなもサプリメントを飲んでる人は多いでしょう。
小林製薬の紅麴が甚大な被害をもたらしたのは記憶に新しいですが、サプリメントは食品に分類されてるので製造規定が甘いんですよね。
そんな低品質サプリに警鐘を鳴らす記事が出てました。
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■医薬品レベルの工場は5%程度しかない
私は医療機関向けサプリメントを製造する会社の代表を務めています。そんな立場の人間ではありますが、私の一貫したスタンスは「基本的にはサプリメントは飲まないほうがいい」というものです。
実際に、栄養指導に熱心な医師・歯科医師の先生方からは「自己判断でがんばってサプリメントを摂っている人ほど、健康状態は良くない」という話をお聞きします。自己流でサプリメントを摂取して健康状態を良くしようとするのは大きな間違いなのです。
この飽食の時代にもかかわらず、多くの現代人は「栄養失調」に陥っています。その理由のひとつは加工食品の増加です。忙しい日々を送っているとつい手を伸ばしがちですが、摂取できる栄養素は食材から調理した食事よりもずっと少ないのです。
さまざまな理由で理想的な食生活を実践するのが難しい場合や急を要する場合に、効率的に栄養バランスを正すのがサプリメントの本来の役割です。ですが、その役割を果たせそうにないサプリメントが、この世にはあふれかえっているのが現実です。
東京都が行った「令和5年度健康食品試買調査」によれば、健康食品売り場などで購入した製品では44品目中26品目に、またインターネットなどの通信販売で購入した製品では81品目中79品目に、不適正な表示・広告が見られたそうです。
これは、この年に限った話ではありません。この調査は近年、毎年行われていますが、毎回このような高い割合で製品表示や広告に法令違反または違反の疑いが見られるのです。
この状況はサプリメントを製造する工場の状況から見えてきます。正確な数字を把握することはできないですが、私が複数の業界関係者に尋ねたところによると、現在、日本国内にサプリメントを製造している工場は、4000~5000カ所ほどあるようです。
このうち、「GMP」という、医薬品レベルに準じた管理基準でサプリメントを製造している工場は、5%程度にあたる「177社206工場」(20年時点)とかなり少ない。
記憶に新しいところでは、小林製薬の紅麹を含むサプリメントを摂取した人が腎障害などの健康被害を受けて、死亡に至る事例まで報告され、大きな社会問題になりました。この一連の騒動では、「プベルル酸」という青カビから発生することがある物質が、健康被害が起きた製品のロットで検出されました。ただ、原因と推測されているプベルル酸が一体どこから混入したのか経路はわかっていないようです。
GMPに対応している工場はもちろん、対応していない工場の中にも製造過程がしっかりしているところはあるはずです。しかし、これだけ基準を遵守している割合が少ない現実を見ると、信頼できるサプリメントを選ぶのは、やはり難しいのではないでしょうか。
■健康になっているつもりが添加物を摂取しているだけ
以前、サプリメント事業に新規参入したいという大手企業との打ち合わせでこんなことを聞きました。その企業は市販のサプリメントをいくつか買い、パッケージに記載されている通りの栄養素が含まれているかどうかと、そのサプリメントが胃の中に入ったときに溶けて崩れるかどうか(崩壊試験)を調べたそうです。
結果は、記載通りに栄養素が入っているほうが珍しく、多くが記載の値以下だったそうです。また、崩壊試験の結果はというと、溶けないものが多かったそうです。
独立行政法人国民生活センターが発表した調査(令和元年)によると、錠剤・カプセル状の健康食品の崩壊性を確かめるテストを行ったところ、100種類のサプリメントのうち、42種類は規定の時間内に崩壊しなかったとのこと。
つまり、半数近いサプリメントはせっかく飲んでも、きちんと胃で溶けず、吸収されない可能性があるということです。栄養素がパッケージの記載通りに含まれていないうえに、その「少ない栄養素」さえも吸収されないというのでは、お話になりません。
そういったサプリメントは、固めるための添加物を大量に入れて、しっかり固めていると推測されます。この「添加物」に関しても、私が「基本的にはサプリメントは飲まないほうがいい」と考える理由のひとつです。
世の中のサプリメントには開発者の目線から見ると、首をかしげたくなるくらい必要以上に添加物を使っているものがあります。
場合によっては粒のカサを増やすだけの目的で、添加物を使っていると見られる製品もあり、時には9割以上が添加物でできているサプリメントもあるくらいです。
添加物を複数使用するとリスクも伴います。たとえば、清涼飲料水などに含まれるビタミンCと保存料の安息香酸。この2つが反応すると人体にとって有害な物質であるベンゼンが発生する可能性があると指摘されています。このように組み合わせや量によっては有害性が疑われるものもあるのです。
■重大な問題が潜んでいるプロテインとグルコサミン
サプリメントに含まれる摂取を避けたいものには人工甘味料もあります。よく人工甘味料が使われているのは、ドリンクタイプのサプリメントや健康食品です。
ドリンクにするためには、どうしても味を調える必要があり、腐らせない工夫もしないといけません。そこで人工甘味料や香料、保存料が使われやすいのです。
人工甘味料には、アスパルテーム、ネオテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースなどがあります。製造者側にとってはコストを削減してくれる便利な存在ですが、使う側にとっては体への悪影響が心配です。
人工甘味料がよく使われているサプリメントに、プロテインがあります。タンパク質を補うためにプロテインを飲んでいる人は多いと思いますが、人工甘味料が入っているものを飲んでいては本末転倒ではないでしょうか。
関節痛を和らげるサプリメントとして人気の「グルコサミン」にも、ある重大な問題が潜んでいます。知人のドクターにこんな話を聞きました。グルコサミンを飲んでいる患者の様子を見ていると、半年から1年経って初めて病院を受診したときにはすでに「手遅れ」になってしまっているケースが後を絶たないというのです。
このようにサプリメントには、異物の混入、添加物や人工甘味料の過剰摂取、受診機会の喪失といったリスクがあります。
よく、「サプリメントはどのくらいの期間飲めばいいのか?」という質問をいただきますが、悩みの種となっている症状が改善され、少しだけ余裕を持たせたら、徐々に摂取をやめたほうがよいでしょう。
不調もないのに「健康のために」という曖昧な理由で摂取を続けていると、前述したようなリスクが蓄積していってしまうからです。
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これが日本のサプリメントの現状です。アメリカでは厳しくGMPが定められてるので、アメリカ国内で販売されてるもののほうが安心です。(アメリカ産でも輸出専門にしてるものは危険です。法の対象外の国の人に販売するので。そんな人の健康は考えてませんよ。儲かればいいとしか考えてない。)
日本で原料から自社生産してる会社はほぼ皆無のようです。必ず業者から仕入れが伴ってます。これが曲者なんですよね。妥協しないと販売価格に影響して売れないから、どうしても安く仕入れないといけない。
そんな低質な原料だから、添加物も入れなくてはならなくなる。
製造者の目的は客の健康ではなく、利益を得ることだから。もっともらしい広告をすれば売れて儲かるからね。
本当に利用者の健康を考えてサプリを作ってる会社は日本にはほぼなさそうです。
この医療向けサプリ会社の経営者が言ってるんですから怖いです。自分の会社のものでも止めたほうがいいなんて言ってるんですから。
GMPも日本のものは基準が緩すぎるので、信用できません。5ページしかないそうです。アメリカでは800ページもあるのに。
でも、その緩い日本基準さえ通らないサプリが堂々と販売されてるということです。ほんと怖い。
きちんと正しい食事で栄養摂取しないと。コンビニ弁当なんかサプリ以下ですよ。スーパーの調味料も添加物だらけね。
正しい栄養摂取法を考えることが健康の第一歩ですよ~♪