昨日来られた女子中学生。
バスケで相手の足に乗り激しくネンザ。
病院に運ばれ、レントゲン撮るも骨には異常なし。靭帯も異常なし。
しかし、激しく腫れあがり、まったく足をつけることができずに歩けないためにギプスされ松葉杖を渡される。
で、2週間絶対安静を言いつけられる。
という子が来ましたが、こんなのは私にしては、ウルトラ簡単です。
骨と靭帯に異常がなければ5分で走れるようになります。
しかし、本人もびっくりするくらい足首関節周囲に内出血がありました。
腫れ方も尋常じゃない。
これは初めて見る人は、ビックリするかもしれませんね。
でも、全然大丈夫。
この子は、頭が良いのがすぐ分かりました。
私のアドバイスを即座に実行できるから。
言葉だけで治してしまったようなもんです。
「そこを絞るように押さえてみて。」
「こうですか?」
「お!そうそう。よくできるね。それやれば治るよ。」
「あ!お母さん!もう痛くない!」
となりました。
人によっては、私が言うことがよく理解できない人が多いんですけどね。この子は一瞬で理解して手が動く。頭が良い人の特徴です。きっと運動神経もいいんでしょう。
ネンザ治療は、寺川テクニックの基礎の基礎。
これができるとほとんどすべてのスポーツ傷害は治せます。選手自身が自分で治すことも可能。スポーツ傷害アドバイザー有資格者の人はわかりますよね?
「立って体重かけてみて。どこが痛い?」
「こうするとここが痛いです。」
「OK。内出血の部分ではないね?」
「はい。ここです。」
ネンザで痛むのは内出血の部分ではないことが多いので、青くなってることにビビらないことね。
「じゃ、その痛いところを押してみて。」
「痛っ!!」
「じゃ、そこを上下から掴んで、引っ張ってみて。10秒ね。」
「あ!押しても痛くない!」
と、なります。必ずね。
「じゃ立ってみて体重かけて。」
「今度はこっちが痛いです。」
「さっきのところは?」
「あ?痛くないです!すごい!」
「じゃ、次はそこを引っ張ってみて。」
「・・・・9,10!あ!押しても痛くない!」
「じゃ立ってみて。」
「あ!痛くない!!!」
お母さんが不思議そう(笑)。紹介者の方は横で、ほらね!って顔でほほ笑んでます。
「じゃ、次、足首伸ばしてごらん。」
「あ、こう伸ばすとここが痛いです。」
「うん、それはスジが切れかけたということね。それをくっ付けるよ。上から押さえこんで伸ばしてごらん。」
「あ?痛くな~い!」
「そのまんま足首をぐるぐる回してごらん。10回。」
「あ!痛みが消えた!!」
「ね?じゃ立ってごらん。」
「あ!痛くない!もう背伸びもできるよ、お母さん!!」
「ほんと?ほんとに?」
「うん。ほらっ!」
「はい、じゃ足踏みして。」
「痛くないです!」
「じゃ、その場駆け足。」
「できます!痛くないです!」
「ホントのホントに?あんたもうほんとに痛くないの???」
「うん!すごいよ、ほらっ!」
「じゃ、その場縄跳びジャンプ。」
「痛くない!ピョンピョンしても痛くないよ!」
「はい、もう今から部活復帰してもいいよ。」
「先生、ほんとですか???」
「はい、全然大丈夫よ。」
「うん、お母さんもう大丈夫みたい!」
必ずこうなりますよ。
「ただし、すぐにまた再発するからね。痛んできたらすぐにまたさっきの教えたことをやってね。練習中でもね。我慢してはだめよ。チョコチョコ痛んでくるから、すぐにコートから出てさっきのテクニック使ったらすぐに治るからすぐに復帰できるからね。」
「はい!分かりました!」
「本当にありがとうございました。すぐ治るとは聞いてきましたけど、ほんとにこんなに治るなんて思ってませんでした。病院には2週間安静で、毎日通院してくるように言われてましたけど、もう行かなくていいようですね。助かりました。」
「もう大丈夫ですよ。傷口が完全に治ってるわけじゃないからすぐに再発するから。その度にやらせてくださいね。」
「はい!本当にありがとうございました!」
「先生、ありがとうございました。さようなら~♪」
「おいおい、松葉杖!忘れてるよ~。」
「あ!そうでした!」
と、こうなります。
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