昨日、井上尚弥選手の試合で、7回にドヘニー選手がぎっくり腰でリタイヤしました。
ビックリしましたね。
あんな形で世界戦が終わるなんて。
ドヘニー選手はあれで巨額のファイトマネーもらうのですかね?
しかし、井上選手のパンチがすご過ぎたということでしょうね。
ドヘニー選手の腰を破壊したことには間違いないので。
でも、あのぎっくり腰の原因を見抜けた人って、一体どれくらいいたのかな?
あなたはわかりましたかね?
それを解説しましょう。
まず、ドヘニー選手は、計量後11kgもリバウンドさせてました。
あれがそもそもの原因ね。
11㎏よ?11㎏!
それだけの量が胃腸に流れ込んできたわけです。
するとそれだけを消化液を出して、吸収させないといけない。
胃腸に大変な負担が一気に来たわけね。
すると胃腸の細胞が休むことなく分泌液を出し続けると疲弊するね。
疲弊しても分泌液を出し続けるんだから、炎症が起きる。
これがそもそもの原因。
37歳というボクサーとしては高齢の選手なのに、私ならそんな食べ方はさせないね。
試合回数が増えて、減量回数が増えるほど胃腸は弱っていく。痩せにくくもなるし。
私がいつも言いますが、腰痛は腸が原因!!
腸の前半分が炎症が起きると、「腹痛」
腸の後半分が炎症が起きると、「腰痛」が起こるね。
ドヘニー選手は後半分に炎症が起きてたわけ。
すると、足に力は入らない。
大した炎症でないうちは、あまり気にならないけれど、激しく炎症するともう全然足に力は入らなくなるね。
試合が進むうちに井上選手のボディ攻撃が少しずつドヘニー選手の腸の炎症を進行させてたわけ。
そりゃ、あの威力で何度も何度も殴られたらそうなるさ。
そして、極めつけがあってね。これが真の直接の原因なんですが。
力が入らない足腰はパンチの衝撃を受ける度に耐えるために関節を筋肉で引き締めてチカラ入れて耐えます。
お腹殴られるときにみんな腹筋に自然と力入れるでしょう?あれね。
顔殴られるときは歯を食いしばるよね?
ボクサーは無意識にそうやってパンチの衝撃に耐えてるわけ。
でも、腸の炎症が進行してきて、だんだん足腰に力は入らなくなってくるのに井上選手のパンチの威力は全然減少しない。
そこで、骨盤を引き締める力が低下してるところに骨盤の先端、前上腸骨棘にパンチを被弾し続けたわけ。
すると、一瞬、仙腸関節が開く力がかかる。
ドヘニーが腰を押さえた部分がまさに仙腸関節が壊れた時に痛む部分だったわけです。
私は仙腸関節なんかズレない!とよく言いますが、それは立ったり歩いたり運動したりという自然行動の範囲の話ね。
私は何度も仙腸関節が壊れた腰痛の人を見てきましたが、この腰痛ね、バイクで転倒して前上腸骨棘を路面にぶつけた人、車に横から突っ込まれて撥ねられて前上腸骨棘を打った人、潜水艦乗務員で狭い艦内で緊急脱出訓練かなんかで脱出口に前上腸骨棘をぶつけた人くらいしかいないのですよね。
ということは、井上選手のパンチ力は、交通事故並みということになりますね。
怖いね~。あれが顔に飛んでくるんですよ。ドヘニー選手はうまいこと腰が痛んでくれてラッキーだったかも。
井上選手のパンチで仙腸関節がズレズレにされて、保持できなくなったところに、自分でパンチを打とうとして変に力を入れたがために、自爆したわけ。
神経痛が起きてしまったね。椎間板まで割れたかもね。
これがドヘニー選手の起きた腰痛の原因です。
ゴッドハンドラインのみんなは覚えておいてくださいね。
ドヘニー君は、すぐ治るといいけどね。うちに来れば即座に8ラウンド目ができるんですが(笑)。
井上選手のパンチ恐るべし!!