奥田昌子医学博士の記事によると、
地中海沿岸地域は心臓病による死亡率が低いことが明らかになり、この地域の人々が伝統的に摂取してきたオリーブ油のオレイン酸が心臓病の発生を抑えるデータが次々に発表されました。(地中海食)
しかしながら、オリーブ油はすでに体内にある悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすほどの効果はありません。いくらオリーブ油でも、大量に使えば、体脂肪は増えるので、かえって心臓病の発症率が上がります。
日本人は内臓脂肪がつきやすいので、脂肪を摂取すれば、すぐ体について、血糖値が上がり、血圧が上がり、動脈硬化が進み心臓病も増えるでしょう。
オリーブ油は摂取すればするほど良いわけではないので気をつけてください。
動脈硬化を防ぐには油そのものの使用をひかえるのが第一です。
さらに言うと、オレイン酸は肝臓で合成できるので、意識して摂取しなくても健康がそこなわれることはありません。安いサラダ油(リノール酸)を使うよりはまだマシという事です。
魚油のDHAEPAは脂肪を溶かすから、悪玉コレステロールも減らしてくれ、動脈硬化にもなりにくいとも言いますね。
牛肉よりも魚肉のほうが心臓に良いわけです。
実は、地中海食よりも和食の方が心臓病率は低いのです。
日本人が心臓病を防ぐために、わざわざ地中海食を取り入れるのは見当はずれということです。
次に、
日本は骨粗鬆症で大腿骨骨折で寝たきりになる人は多いですが、実は、欧米は2倍もいるそうです。欧米の方がカルシウムは2倍も摂取してるのによく折れている。
骨粗鬆症の原因はカルシウム不足だけではありません。
日本人のカルシウム摂取量は米国人の約半分ですが、骨粗鬆症の発症率は米国白人のほうが2倍高く、米国、ニュージーランド、スウェーデンなど、1日あたりのカルシウム摂取量が多い国ほど、大腿骨頸部骨折を起こす人の割合が高い傾向が見られました。
なので、食事からのカルシウムの摂取量と骨折の発生率には関連がないと言われ始めました。
そして、日本で実施された研究から、大豆イソフラボンが、骨からのカルシウムの流出をおさえることが示されています。
和食は、小魚や新鮮野菜などからカルシウムも摂れ、味噌や豆腐などの大豆食品が多いから、自然と骨を強くするものを食べてたわけですね。
牛乳は、骨を強くすると言って戦後欧米から売り込まれました。
しかし、日本人男性4万3000人を対象に実施された調査からは、乳製品の摂取量が増えるほど前立腺がんの発症率が上がるという結果が得られました。
カルシウム源として牛乳と飲むとガンになる?これはもうカルシウムは牛乳にこだわる必要はなさそうです。
それに牛乳には他にもよくない噂も聞きますよね?
アレルギーが急増してますが、なんとヨーグルトなどの乳製品が原因になりやすいとされ、頻繁に食べると発症率が上がるそうです。
食べて2~3日後に体調が悪くなる遅延性アレルギーの原因がヨーグルト等の乳製品にあることが分かってきてるそうです。
しかし、食べている人は体に良いと信じているので、ヨーグルトのせいで体調が悪くなっていることになかなか気づきません。
体に良い菌を食べると同時に、体に悪いアレルギー物も摂取しているとは、本末転倒です。
日本の研究グループが、世界12ヵ国の人の腸内細菌を比較しました。
すると、日本人の腸内細菌は体に有益な機能を持つものが多いことがわかりました。外国人とくらべてビフィズス菌をはじめとする善玉菌が多く、悪玉菌が少なかったのです。
牛乳にしろ、ヨーグルトにしろ、乳製品は健康に良いという考え方は欧米から入ってきたものです。和食ではありませんね。
腸内環境を良化するには食物繊維の摂取を少しでも増やす努力が必要なのは言うまでもありませんが、日本人の便秘には、もう一つ、隠れた原因があります。脂肪の取り過ぎです。
日本人は伝統的に炭水化物中心の食生活を送ってきたので、脂肪や蛋白質が豊富な動物性食品を消化、吸収する能力が低く、たとえば胃酸の分泌量は欧米人の半分程度しかありません。
そのため、肉、肉製品、揚げ物、乳脂肪を多く含むケーキやクリーム、ナッツ類、チョコレート、スナック菓子などは消化に時間がかかり、便通が遅れる原因になります。
便秘が気になる人は動物性食品の摂取をひかえて、和食にして水分をしっかり取り、規則正しく食事をすることです。
次に、
フランス人は肉やバターなど動物性脂肪を多く取っているのに、狭心症や心筋梗塞などの心臓病による死亡率が欧州で一番低い。(フレンチパラドックス)
それは赤ワインに含まれるポリフェノールという抗酸化物質が悪玉LDLの酸化をさまたげ、動脈硬化を起きにくくするからだというのです。
でも実は、日本は、心臓病の発症率も死亡率もフランスより下なのです。
それにポリフェノールは赤ワインにだけ含まれているわけではありません。
ブドウよりブルーベリー、スモモ、イチゴに多く含まれ、コーヒーにも赤ワインと同じくらい入っています。
ニンジン、ホウレンソウなどの緑黄色野菜、大豆、ゴマ、ニンニク、ナッツ類、海藻、魚、緑茶など、身近な食物にいくらでも入っており、和食なら十分摂取できるのです。
それより問題なのは赤ワインのアルコールの害です。
アルコール消費量は、フランスを1とすると米国が0・77、日本は0・66です。
フランスは肝臓がんの死亡率が他の欧米諸国の2~3倍高く、男性に限ると米国の5倍にのぼります。
日本人の約半数はアルコールを肝臓で分解する酵素の働きが弱く、飲酒によって、食道や大腸、肝臓などのがんを発症しやすいことが知られています。
欧米白人に、この酵素の働きが弱い人はいません。日本人はアルコールに弱い民族なのです。
心臓病は欧州一低くてもガンは欧州一高い・・・・。
さて、赤ワインは健康に良いのですかね?
次に、
欧米で行われた双子21組で一人は今まで通り、もう一人は菜食(ヴィーガン)にした実験がありました。
なんと、ヴィーガンにした方は21組全員が、わずか2か月後には寿命の長さを決める遺伝子のテロメアが長くなったそうです。
雑食だと、酸化物が多くなり、テロメアが短くなり、寿命が縮む。
菜食だと、抗酸化物が多くなり、テロメアが伸びて、寿命が延びる。
日本人が長寿だという意味が良く分かる実験です。
和食にしましょうね。洋食文化になってから、欧米の病気が増えたわけですから。
どれが体に良い食べ物かどうかをよく知ること。
美味しいもの太るものは病気になる食べ物だという事をよくわきまえて、中和する方法を持っておいてくださいね。