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水は血の素、命の素!

昨日実家に呼ばれて久々帰郷。と言ってもバスで40分の所なのですが。なかなか帰ることはないので。

高齢両親の終活で、家の片付けを手伝えとの姉の命令で。その姉は来てないという・・・・。

そこで少々認知症が入って来てる母親がお茶を入れるときに、水道水をヤカンにそのまま入れようとして、父親が待ったをかけた。

「水道水はカルキが入ってるけん、ダメじゃろうが!こっちの汲んでみた水ば使わんか!」

「汲んできた水?どこで汲んできた?」と聞くと、何でもその昔、太閤秀吉が朝鮮出兵の時に途中で飲んだ水が井戸としてまだ使われ続けてるという”太閤水”というのが近くにあって、そこで汲んで来てると親父は言う。

山の中というわけでもなく、バス停があるくらいで車通りの結構ある場所で、周りは畑だらけの場所。

爺さんになると、昔良かったものは今でも良いと信じ続けてるようです。

水は血の素ですから血の質は命を左右します。

水が健康に大事なことは分かってるようです。

カルキは塩素と言う殺菌剤。バイ菌が勝てないものに人体は勝てませんから体に悪い。それも分かってるようです。

しかし!

「あのね、その汲んできた水は、カルキは入ってないだろうけど、他の有害物質はたくさん入ってるわ。まだ水道の方が体に良いよ。車道の脇の水なんだから排気ガス。畑が近いから農薬。バイ菌。極めつけは、PM2.5が空から降り注いどるよ?」

「あ・・・・・・。」

そこまで考えが及ばなかったようです。よく神社の湧水がありがたいとか言って汲みに行ってる人がいますが、そういうことを考えてないわけ。

湧水の下の泥は汚いと思って舐めたりはしないのに、そこを通ってきた水はありがたがって飲むという不思議(笑)。同じです。目に見えないだけで。

「大体さ、この間まで蛇口に良い浄水器付けてたじゃん!あれはどこに行った?」

「フィルター代がかかるケン、外した。もうどこ行ったか分からん。」

絶句・・・・。私ゃ頭抱えましたよ。

「良い浄水器買って!」

「良かとは高かろうが、わしゃこれでヨか。全然病気しとらんけん。」

はぁ~・・・・・。年を取るとこうなるね。矛盾してまっせ。

カルキが悪いとは思ってて、水にこだわってるつもりが知識が無いから、秀吉が飲んだからと言うだけでありがたがる・・・・。

「あのね、病気してからでは遅い。今は秀吉の時代じゃないのよ。空からPM2.5ってのが降り注いでる時代なのよ。

科学は進化しててね、昔は無かった化学物質が体に入り込んでる時代なの。化学物質は科学的に除去しないと神様のチカラでは除去できないのよ。

そんな化学物質を完全に除去するにはかなり高性能浄水器じゃないと不可能だから、高くなるのは当たり前よ。

買うときは、その浄水器の性能データ表を貰って、何カ月で何リットル使った時点で、何が何%除去できるかをキチンと把握して買うこと。

水に溶ける化学物質やバイ菌やウィルスは数え切れんほどあるから、それをきちんと除去できる性能があるモノを買わないと、安物買いの銭失いになっちゃうよ。

太閤水飲みたいなら、それを分かった上で飲んで。」

「分かった・・・・。」

さて、どれだけ分かったのやら。

「もう高齢だからヨか!でも、カルキは体に悪い!」という矛盾が面白い。

パパ、あのね、カルキよりもバイ菌やウィルスやPM2.5の方が体に悪いのよ。

皆さんも水は血の素、命の素と言うことを常に頭に入れててくださいね~♪

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